
フリューゲル歴1080年8月7日
普蘭合衆国ベルクマリ ホテル龍麗にて
金慶希閣下におかれましては、遠路弊国までお越し頂きまずは感謝を申し上げます。
弊国の龍鮮系コミュニティでも閣下のご訪問を心より歓迎するとの声が溢れ、我々としても今回のご訪問が両国間の更なる友好発展の礎となることを期待する次第です。
さて、従前に提案しておりました開発協定に関して弊国から改めて以下の通りご提案申し上げます。
内容をご確認の上、問題なければご署名をご検討ください。
署名をいただき次第、速やかに援助物資をお送りしたいと考えております。
普蘭合衆国と大香麗帝国間に於けるウラン鉱開発支援協定
第1条 普蘭合衆国並びに大香麗帝国は下記の条項を履行する義務を負うものとする。
第2条 普蘭合衆国は大香麗帝国へ資金30兆Va及び建材3億トンを援助する。
第3条 大香麗帝国は第2条による普蘭合衆国からの援助物資の到着を確認次第、速やかにウラン鉱脈の探査並びに鉱山整備、定期輸送に必要な港の整備を行うものとする。
第1項 大香麗帝国は第2条による普蘭合衆国からの援助物資をウラン鉱脈の探査並びに鉱山整備以外の用途に使用することを原則禁じる。
第2項 但し、ウラン鉱脈の探査並びに鉱山整備が早期に終了し、援助資金及び資材が残った場合に限り、その残余の援助資金及び資材を他の開発等に充てられる事を可能とする。
第4条 大香麗帝国は第2条による普蘭合衆国からの援助の返済として、ウラン鉱山のレベルが最大になり次第、下記に定める取引を行う。
第1項 大香麗帝国は普蘭合衆国に対し、燃料5億ガロンを定期輸送するものとする。
第2項 普蘭合衆国は燃料5億ガロンの定期輸送の対価として、資金5兆Vaを定期送金する。
第5条 第4条に基づき行われる取引は定期輸送開始日より2年(72期)継続するものとし、それ以降の取引継続若しくは打ち切りについては締結国間で協議するものとする。