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968年ガトーヴィチ–ミルズ両帝会談

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  • #5641

    968年–ニーカ27年–7月20日、国連統治領ミルズはミルズシティ、国会議事堂特別貴賓室にて、旧ミルズ皇国アダム・フォン・ミルズ皇と神聖ガトーヴィチ帝国イヴァングラート大公ブラクノート殿下の両帝会談がとり行われた。

    #5642

    ブラクノート大公殿下:
    本日はここミルズシティにお招きいただき、ありがとうございます。
    私、イヴァングラート大公ブラクノートは、アパラート君帝陛下の皇太子にあたります。
    長くミルズ皇国の君主であられたアダム陛下にお会いできたことを、光栄に存じます。
    手土産に、我が国名産のヴォトカ・ザムコーヴァヤを持って参りました。ぜひとも後ほどご賞味ください。

    アダム皇陛下:
    ありがとうございます
    こちらこそ、遠路はるばるこのような土地まで来ていただき恐悦の限りでございます。
    歴史あるガトーヴィチ帝国の皇太子殿下とこのように会談することが出来て光栄でございます
    こちらからも手土産にミルズ銘菓「アダム饅頭」を持って参りました。ぜひとも後程お召し上がりください。

    ブラクノート大公殿下:
    大変嬉しゅうございます。貴国では、アダム鉱の発見や、アダム草、アダム道の流行、アダム校の建設など、陛下の御名を冠するものが度々話題になっているようですね。このお饅頭も、後程頂戴いたします。
    本題に入る前におひとつ、ぜひとも伺いたいことがございます。860年代の第一次ミルズ内戦以来、行方不明でいらっしゃいました。私は、失踪期間に行われていたことを、ぜひ伺いたいのです。噂では、955年の第6回国際スポーツ大会、サンサルバシオン大会に、フェンシング選手として出場されたということですが、お気を悪くなさらない範囲で、教えていただけないでしょうか。

    アダム皇陛下:
    あれは隠居でした、…と言っても政を放棄したことには変わりませんのでいかようなりともおっしゃっていただいて結構です…どうしてそのようなことになったのかと申しますと、ミルズ内戦後ミルズ共和国なる集団に私自身が拉致されその間に私の血縁であるメイル・フォン・ミルズが皇に即位したのはご承知の通りだと思いますが、その後私は私の身柄を巡って内戦が起こることを恐れてしまったのです。
    一つ確実な事実としてミルズ内戦が起こったのは「私の地位」が原因だったのは明白でした。
    そこで私は「自分自身が行方知れずになれば市民の中にある崇拝感情を消し去ることができるのではないか」と考えたのです。「そういう機会が起こるわけがない」と諦めてはいましたが…実際にそれは起こりました。
    ズタ袋を被せられミルズ共和国なる謎の集団に拉致されたのです
    その後、幸運にもト国(トルキー)からの助けが来たことで命拾いいたしましたが「私の存在はミルズに災禍を齎す。ならば私は政をやるべきではない」との思いがだんだんと強くなっていったのです
    今思えば、メイルの暴走を何としても止めるべきだったのでしょうがね…

    ブラクノート大公殿下:
    なるほど、ミルズ市民のことを深く軫念されての、積極的な行動だったのですね。確かに、陛下の地位が脅かされたことで、この地には混乱が生じたかもしれません。しかし、それは陛下の存在のせいではありません、かようにミルズ市民のことを案じられる陛下こそ、新生ミルズの元首にふさわしいのです。
    この流れで、本題に入りましょう。

    アダム皇陛下:
    本題に入る前に一つだけ、955年の国際スポーツ大会でフェンシング選手として出場したことは事実です。「選手が一人足りないので出てほしい」と頼まれたのですよ…内戦で王党派の首領と私が決闘したことは周知の事実でしたのでね…

    ブラクノート大公殿下:
    やはり、フェンシングの選手は陛下でいらっしゃったのですね! 見事な剣捌きであらせられました。
    さて、貴国は970年の独立に向けて、共和派・社民連・保守党、そして王党派が水面下で動きを進めているものとお見受けします。950年代には、「新国家を治めてくれる政党会はどれがいい?」という意見調査に、社会民主主義連盟が8割超、保守党会が2割弱、共和派が1%という結果が出て、ミルズ人に社会主義が浸透しているという驚愕の事実が明らかになりました。しかし、965年には旧共和派議員が陛下に政界復帰を要請し、一部市民からも陛下の政界復帰に肯定的な意見が出ているようです。
    私は、ぜひ陛下には、新生ミルズ皇国の元首として君臨していただきたいのです。ミルズ市民は、先にも述べたように、また我が国国民のように、政治的主張が他国よりも頻繁に変わるように感じます。そこに、ミルズ市民の敬愛を集める陛下が元首としてあらせられれば、新生ミルズ皇国の安定安寧につながるのではないでしょうか。

    アダム皇陛下:
    では本題に入らせていただきますが私は誰が新生ミルズの元首になるのかという問題について「市民に委ねるべき」だと考えています。
    国とは民意の集合体でありそれ以上でもそれ以下でもございません。
    殿下が仰るように「新生ミルズ皇国」の元首になることも「民衆が望めば」可能でしょう。
    もし民衆が望めばその時私は新生ミルズの元首になることを拒否することはありません
    皇位についても民衆が望めば継承いたします。

    ブラクノート大公殿下:
    民衆が望めば元首や皇位におつきになるとのことですね。民衆の心は、容易に揺れ動くものです。特に、長年国連統治下におかれた貴国民は、駐留各国の思想に強い影響を受けていると思われます。
    私は、貴国民がミルズ人の本懐を確かに持つためには、さしでがましゅうございますが、民衆に任せるのみではなく、陛下のリーダーシップが必要であると考えております。
    アダム陛下が、新生ミルズ皇国の元首となられ、旧皇国の混乱を真に乗り越えた新生の皇国として復活することを願ってやみません。

    アダム皇陛下:
    私も同じ気持ちでございます。ブラクノート大公殿下 (笑顔を見せる)
    ミルズはここから…いえ輝かしい新国家はこれから始まるのです。
    そこに元首として私がいるかはわかりかねますが民衆が望めば私は皇として新国家を照らしましょう。
    その際、弊国はぜひ貴国と共に永久の弥栄と恒久不変の栄光を歩みたいと思っております

    ブラクノート大公殿下:
    陛下の大君主らしいお考えに、敬服いたします。永久の弥栄と、恒久不変の栄光、ぜひ歩んで参りましょう……私からは以上となりますが、陛下より何かございますか?

    アダム皇陛下:
    いえ、特にございません。

    ブラクノート大公殿下:

    それでは、両帝会談はこれにて終了としたいと思います。陛下とお話しできたことを、君帝陛下にもお伝えしようと思います。この度は誠にありがとうございました。

    アダム皇陛下:
    こちらこそ大公殿下とお話しでき誠に有意義な時間を過ごす事が出来ました。
    貴国の弥栄を切にお祈りいたします
    この度は誠にありがとうございました。

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