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960年1月上旬にガトーヴィチ帝国領の離島にて実施されたBT兵器実験により、同島とその近海において深刻な汚染が確認されている。
本事案に関して、既に複数の国から懸念が表明されているが、ガトーヴィチ政府は現在まで特段の対応を行わず、状況を放置している。
既に汚染が周辺に拡散している可能性は排除できず、同国が状況を放置し続けた場合、海洋資源への悪影響も懸念される。
さらに、汚染の原因となったBT兵器の詳細についてガトーヴィチ当局は公表しておらず、国際的な対処を困難としている。以上のことに対処すべく、我々4ヶ国は、ガトーヴィチ政府に対して以下の内容の履行を求める旨声明する。
- 当該地域について適切に除染を実施し、汚染物質をガトーヴィチ本国において適切な管理下で処分すること。
- 本作戦で使用されたBT兵器について、詳細を公表すること。
レゴリス帝国政府は本声明を共同で発出するものである。
Regolith Reich –
ReichsMinister für Auswärtige Angelegenheiten, Sherry Beresford
（レゴリス帝国外務大臣 シェリー・ベレスフォード）ガトーヴィチ政府に本声明の迅速な履行を求めます。
ヘルトジブリール社会主義共和国を代表として、署名致します。ヘルトジブリール＝ロシジュア超越天使国家共同体ドミニウムヘルトジブリール社会主義共和国国家評議会議長
レイラ・ローレライHeld Jibril-Ruszuah Transzendentale Engel Staatsgemeinschaft Dominium
Held Jibril Sozialistische Republik-
Vorsitzender des Nationalrats,Leila Loreleyカルセドニー社会主義共和国は、本声明を共同で発出することに同意した。
Socialist Republic of Chalcedony –
Chairperson on Foreign Affairs, Anqk MothAgate
（カルセドニー社会主義共和国外交委員長 アンク・モスアゲート）共和国は本共同声明の発出に同意いたしました。
République de Lacustre Lomeray –
Directeur général de l’Office des Affaires Etrangères, Macaire Joseph Morel
（ロムレー湖畔共和国外交局長 マケール・ジョゼフ・モレル）République de Lacustre Lomeray –
Directeur général de l’Office de l’Atmosphère et océan, Alice Nicolette Olga Sévigné
（ロムレー湖畔共和国大気海洋局長 アリス・ニコレット・オルガ・セヴィニェ）我々普蘭合衆国に後発して発信された本共同声明に対して深い憂慮を表明する。
既に複数国より懸念や抗議が報道されていたにも関わらず、我々が行動を起こすまで路烈天加は事態解決に向けた対応を国際社会に対してなんら提示していなかった故である。
そこで我々は、普蘭合衆国に触発され本共同声明が発信されたのか、それとも問題発生当時から検討され調整が続けられていたのか。
調整過程の議事録を開示して明らかにする必要があると考える。もし従前より検討がなされていたのであれば、国際社会に対して高度な問題対処能力を示すことができるであろう。
一方で、本共同声明が普蘭合衆国の瓦帝への要求以降に議論されたものであるならば、場当たり的かつ惰弱な声明であると言わざるを得ない。普蘭合衆国は、本共同声明が瓦BT兵器の詳細を求める以上、本共同声明に至る調整過程の議事録も併せて開示されるべきことを要求したい。
諸国民の要望を受け、予定より早期に本実験を終了し、当該地域の除染を完了した由、イヴァングラート帝国大学より伝えられた。
本実験の成果は963年末迄に正式に報告される。神聖ガトーヴィチ帝国
外 政 省ガトーヴィチにおける迅速な除染の完了を歓迎いたします。
なお、普蘭代表の照会に答えますが、本声明に至る交渉は全て非公式の場で行われたため、議事録に類するものは存在しておりません。
そのうえで、経緯を簡単に説明しますと、我々4ヶ国は既に瓦産品の禁輸・検疫強化などの措置を行っており、本声明はその延長線上での国際的な対応について種々検討がなされた上で発出されたものでありますが、普蘭政府が独自の対応を検討していたことについては承知しておりませんでしたので、結果として内容が重複し、屋上屋を重ねるものとなった旨お伝えします。我々としてもガトーヴィチ帝国政府の迅速な除染完了を歓迎します。
ただし、国際社会では瓦BT兵器が使用されて以降、
「蒼く澄んだロムレー湖が突如として濁る」「普蘭国内のレフトマリン州域の海で魚が大量死する」など様々な現象が確認されております。
現段階でこれら現象と瓦BT兵器との関連性は不明でありますが、強く関与が疑われる状況であります。
ガトーヴィチ帝国政府には一刻も早くBT兵器の詳細を公表し、国際社会の不安や不信を払拭することを求めます。なお、議事録の公表については、
ロムレー湖畔共和国代表より議事録が存在しないとの回答を得たため、これ以上深く照会することは差し控えますが、
今後似たような事案が発生した時には、議事録の公表要望に応えられる様な透明性のある進行が行われることを望むものであります。また別件として、ヘルトジブリール社会主義共和国代表に関して、確認したい事案があるためこの場を借りて問い合わせたく思います。
34585：ガトーヴィチ農林水産省 > イヴァン帝大より、旧汚染土壌(020)の除染は完了し、周辺海域への汚染が認められない旨の報告がありました。 (神聖ガトーヴィチ帝国) 34585：ガトーヴィチ農林水産省 > 同地では食料品は生産されておらず、他地で生産された食料品は、従来と同基準の検査を経て他国へ出荷されております。 (神聖ガトーヴィチ帝国) 34585：ガトーヴィチ農林水産省 > つきましては、貴国政府に対し、我が国産の食料品にかしている輸入規制を解除するように要請します。 (神聖ガトーヴィチ帝国) 34594：ヘルトジブリール外務省 > 貴国内で使用されたBT兵器の詳細が不明であり、弊国内にて貴国食品の安全性は検証段階であることから (ヘルトジブリール社会主義共和国) 34594：ヘルトジブリール外務省 > 当面の間、禁輸を含む輸入規制を継続する方針です。兵器の詳細と安全性の確保が認められれば、解除されます。 (ヘルトジブリール社会主義共和国)上記の通り、瓦帝側からの輸入規制解除要請に対し、兵器の詳細と安全性の確保が認められれば解除するとの態度を表明してると弊国では認識しております。
兵器の詳細は瓦帝より公表を待つとして、安全性の確保はどの様な基準で確認されるのかお伺いしたく思います。弊国からの提案としては、瓦帝の兵器詳細公表の内容を我々5か国(普路烈天加)で精査を行い、
内容に不備なく妥当性の一致をみれば、貴国(天国)を含む懸念関連諸国は一斉に輸入制限を解除する措置を取られてはと考えますが、如何でしょうか？
是非ともご見解を頂きたくお願い申し上げます。普蘭合衆国代表より、弊国へ瓦国食品に関する安全性の確保のための基準についてのご質問及び普路烈天加5ヵ国による瓦国兵器の精査、一斉輸入規制解除のご提案を頂いておりますが、関係各国との調整に時間を要するためしばらくお時間を頂きます。ご了承ください。
ヘルトジブリール社会主義共和国代表に対して重ねてお伺いします。
弊国は貴国に対して安全性の確保はどの様な基準で確認されるのかをお伺いしております。
すなわち貴国単独の見解を聞きたいのであって、関係各国の意見が聞きたい訳ではありません。
関係各国の意見に従属するため、貴国単独では何の意見も持ち合わせていないというのであれば別ですが、まさかそんなこともないでしょう。また、弊国からの提案に関しても貴国単独の意見を求めています。
その上で、同意を得られれば別途弊国から関係各国に対しても提案をする形になります。同意が得られなければ別案も検討します。
いたずらに回答を先延ばしにするのではなく、貴国単独としての意見が得られることを期待します。普蘭合衆国代表より、貴重なご意見を頂きました。ありがとうございます。
誤解されているようですが、「普路烈天加5ヵ国による瓦国兵器の精査、一斉輸入規制解除のご提案」について「関係各国との調整」を行っておりましたので、弊国に対する「瓦国食品に関する安全性の確保のための基準についてのご質問」について「関係各国との調整」を行ってはおりません。貴国に適した説明でなかったことは事実であり、弊国に責任の一端はございます。その点はお詫び致します。さて、ご質問のあった弊国における「瓦国食品に関する安全性の確保のための基準」について回答させて頂きます。
弊国の定める瓦国産食品に関する基準は以下のとおりです。
・天国国民の生命を脅かす可能性のある病原体の検出数が規制値未満であること
・致死性のある化学物質の含有量が規制値未満であること
瓦国で使用された兵器はBT系である可能性が高く、弊国としては兵器が使用された地域には病原体や化学物質による汚染が発生していたものとして、基準を設定しております。次に貴国提案の「瓦国の兵器詳細公表の内容を普路烈天加5か国で精査をし、内容に不備なく妥当性の一致をみれば、弊国を含む懸念関連諸国が一斉に輸入制限を解除する措置」についてお答え致します。
弊国は上記提案に賛成致します。また、僭越ながら本提案で関係国となる路烈加3か国には合理性の観点から事前にヒヤリングを行い、「基本的に問題ない」という意見でまとまっていますので、現時点で別案の検討は必要性が低いと思われます。
また、回答を急がれるのであれば、今回のように貴国から弊国へ提案をされたのちに各国へ提案を行うよりも、路烈天加4か国と議論の場を設けて提案された方が良かったのではないでしょうか？
弊国のみに早急な回答を求められておられたのが些か疑問ではありますが、話が逸れますのでやめておきましょう。本件に対する貴国の意思は十分に理解できましたので、瓦国兵器の精査や輸入規制の一斉解除時期については、5か国による調整をお願い致します。
両国の発展と安寧を願っております。ようやくヘルトジブリール社会主義共和国代表より弊国が期待する回答が得られました。
最初に貴国からの回答の中で
弊国のみに早急な回答を求められておられたのが些か疑問ではありますとございましたが、
これは弊国が確認する限り、瓦国側が直接輸入規制解除を要請した国家が貴国のみであるため当事国の所見をお伺いしたいと思ったためです。
また、貴国単独で回答できる内容を関係各国との調整に時間を要すると先延ばしと感じる文章でしたので再回答を求めましたが、
もし時間・期間という観点において急かしているとお感じになられたのであればお詫び申し上げます。次に
貴国から弊国へ提案をされたのちに各国へ提案を行うよりも、路烈天加4か国と議論の場を設けて提案された方が良かったのではとございましたが、
前述した輸入規制問題に関して、瓦国側から要請を受けた当事国である貴国の同意をまず得られなければ、本質的な解決にはならないと考えたためです。
他の国々は一行報道などによる発信に留まり、また瓦国側から直接輸入規制解除要請を行われたこともありません。
この点において貴国と他国は異なることをご留意頂ければと思います。前提の話が長くなりましたが、本題に移りたいと思います。
貴国が設ける瓦国産食品に関する基準について承知いたしました。妥当性があるもので弊国としても納得するものであります。既にご承知かとは思いますが、瓦国側よりBTミサイル発射実験報告書要旨が公表されておりますので公表内容に関する精査が必要です。
貴国よりの回答を鑑みるに、弊国が提案する以下2項に関して他4か国も異論はないものと推察します。
1.瓦帝の兵器詳細公表の内容を普路烈天加で精査を行う
2.内容に不備なく妥当性の一致をみれば、懸念関連諸国は一斉に輸入制限を解除するよって別途、スレッドにて路烈天加におかれましては精査結果を記して頂ければと思います。
路烈天加以外の懸念を表明した国家に関しても、
自発的に精査結果を書き込んで頂くなどご協力頂ければ、より透明性のある結果に繋がると思いますのでよろしくお願い申し上げます。
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