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ガトーヴィチ地域における2政府に対する公開質問状

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  • #2263

    トルキー社会主義共和国政府は、定期貿易関係にあるガトーヴィチ民主帝国の分断に伴う情報の錯綜に際し、同地域に並立する2政府に対して公開質問状を送付し確認を行うことを決定した。
    文書は外務大臣の署名を伴って公式・非公式の手段を通じて2政府に対し送付された。以下に送付された公開質問状を示す。

    【ガトーヴィチ民主帝国向け公開質問状】
    さる881年10月、貴国、ガトーヴィチ民主帝国内部において「ガトーヴィチ・ツァーリ国」(以下、「ツァーリ国」と表記)の建国は宣言され、以後貴国は分断状態にあります。
    これにより貴国は資源が「ツァーリ国」側に掌握され各国外務省向けに異例の通達を行うことを余儀なくされる状況に陥っておりますが、一方で分断状態に伴う数々の混乱は確認必要性を有する情報の錯綜を生み出しております。
    ついては、以下についての公開質問状を貴国に送付いたします。貴国政府が著しい混乱のさなかにあることは我が国としても心を痛め、その事情について理解するものでありますが、半年程度(884年9月下旬)を目安に可能な限り速やかな回答が行われることを望みます。

    [問1]現状において我が国より定期的に輸出されている食料20億トンについて、「ツァーリ国」占領地域への流出は生じているか。
    (質問趣旨)
    貴国外務省よりの非公式通達においては銀を輸出する国家に対し早急に利用する港を確定させるよう通達がありましたが、この通達では食料輸出国は考慮されておりません。
    一方で食料は市民の生命に直結する資源であり、我が国より輸送される食料が「ツァーリ国」に利用された場合、我が国が「ツァーリ国」を支援しているとの一種の誤解を招きかねません。
    そのため、これら食料が正しく貴国に輸送されていること、そして我が国より輸送される食料のガトーヴィチ地域内での流通状況を確認するものであります。
    なお、食料という資源の特性上、我が国より輸送された食料が「ツァーリ国」に利用されるものを直ちに非難するものではないことを付け加えて記します。

    [問2]平時における居住施設に対する軍事演習禁止条約第1条における「居住地域」の定義に関わり、(11,13)に位置した宮殿が貴国の解釈における同条約上の「居住地域」に含まれているか。
    [問3]同じく、(7,3)に位置した国立公園、(6,6)に位置した遊園地、(3,4)並びに(4,3)に位置した防衛艦隊が貴国の解釈における「居住地域」に含まれているか。
    [問4]問2に関連し、同施設に対し行われた攻撃は貴国により為されたものであるか。
    [問5]問3に関連し、同施設に対し行われた攻撃は貴国により為されたものであるか。
    [問6]問4,5に関連し、貴国の情勢は貴国の解釈における「平時」に当たるか。
    (質問趣旨)
    平時における居住施設に対する軍事演習禁止条約は現状規定の批准国数を満たさず発効に至っておりませんが、一方で同条約第10条に基づき発効を待たずに第1条規定を遵守することが認められ貴国も同様の措置に従うことを宣言しております。
    一方で、貴国の分断状況により質問にあげた施設が破壊されたことが国際記録上より確認されており、また国際記録の性質上、これらの破壊はすべて貴国自身により為されたように記録されていることが一部の情報の錯綜を生み出しております。
    問2に関連しては、貴国国民の「模範」であらせられるヤルルィーク君帝陛下を始めとした複数の方々が負傷されるという痛ましい被害も報告されております。
    これらの質問は同条約の貴国による解釈とともに、これらの破壊が貴国が発効に先んじて遵守する同条約第1条に反しないことを確認するものであります。

    [問7]ガトーヴィチ地域内の外国籍市民の安全は確保されているか。
    (質問趣旨)
    活発な貿易を展開し世界経済の一角を担う貴国における分断に際し、国際社会の最大の関心事項はガトーヴィチ地域内での各国邦人の安全でありましょう。
    一方で分断のさなかで外国籍市民に関する情報は著しく乏しいことが現状であり、我が国としても希望する邦人向けにチャーター機を配備するなどの対応を行わざるをえないことが現状です。
    そのため、貴国にあたってはガトーヴィチ地域内における外国籍市民の安全について問うものであります。

    以上

    トルキー社会主義共和国 外務大臣
    セリーム・オナト
    Türkiye Sosyalist Cumhuriyeti Dışişleri Bakanı
    Selīm Onat

    【ガトーヴィチ・ツァーリ国向け公開質問状】
    881年10月よりガトーヴィチ地域における正当政府を自称する貴政府にあたっては、情報の発信源の限定により数々の疑念が放置されたままとの認識です。
    今回、これら疑念について公開質問状を送付いたします。半年程度(884年9月下旬)を目安に誠意ある回答がなされることを望みます。

    [問1]現状において我が国より民主帝国向けに輸出される食料は、貴政府領域内において流通しているか。
    (質問趣旨)
    884年1月前後に貴政府外交部門からはガトーヴィチ向けに銀を輸出する国家に対し利用する港を確定させるよう非公式通達がありましたが、ここで食料輸出国は考慮されておりません。
    我が国とガトーヴィチ民主帝国との間の食料貿易は長期に渡って継続されておりますが、この貿易は貴政府への輸出を意図しません。
    一方で我が国としても輸出後の流通状況について把握することは出来ず、また貴政府領域内への食料の移動を直接阻害することは我が国としても出来ません。
    そのため、本来民主帝国向けに輸送されているこれらの食料が貴政府領域において流通しているかの事実確認を行うものであります。
    なお、食料という資源の特性上、我が国より輸送される食料が貴政府領域において消費されることを必ずしも非難するものではないことを付け加えて記します。

    [問2]貴政府は、平時における居住施設に対する軍事演習禁止条約第1条を遵守する立場にあるとの認識か。
    [問3]同条約第1条における「居住地域」の定義に関わり、(11,13)に位置した宮殿が貴政府の解釈における同条約上の「居住地域」に含まれているか。
    [問4]同じく、(7,3)に位置した国立公園、(6,6)に位置した遊園地、(3,4)並びに(4,3)に位置した防衛艦隊が貴政府の解釈における「居住地域」に含まれているか。
    [問5]問3に関連し、同施設に対し行われた攻撃は貴政府により為されたものであるか。
    [問6]問4に関連し、同施設に対し行われた攻撃は貴政府により為されたものであるか。
    [問7]問5,6に関連し、ガトーヴィチ地域の情勢は貴政府の解釈における「平時」に当たるか。
    (質問趣旨)
    平時における居住施設に対する軍事演習禁止条約は現状規定の批准国数を満たさず発効に至っておりませんが、一方で同条約第10条に基づき発効を待たずに第1条規定を遵守することが認められており、貴政府の成立に先んじてガトーヴィチ民主帝国が同様の措置に従うことを宣言しております。
    その後ガトーヴィチ地域は貴政府との間で分断状態となりましたが、貴政府の同条約への認識について伺います。
    また国際記録上、質問中の各施設の破壊はガトーヴィチ民主帝国により為されたと記されていますが、この記録は性質上必ずしも正確に情勢を把握することができません。
    問3以降の問いではこの国際記録の性質から来る情報の錯綜、及び同条約に対する貴政府の解釈を確認するものであります。

    [問8]貴政府領域内の外国籍市民の安全は確保されているか。
    (質問趣旨)
    世界経済の一角を担っていたガトーヴィチの分断に際し、国際社会の最大の関心事項はガトーヴィチ地域に居住する各国邦人の安全であります。
    特に分断のさなかで貴政府領域内に位置する外国籍市民に関する情報は著しく乏しく、その安全に対し疑念を持たざるを得ません。
    そのため、貴政府にあたっては領域内の外国籍の市民の安全について問い情報の開示を求めるものであります。

    以上

    トルキー社会主義共和国 外務大臣
    セリーム・オナト
    Türkiye Sosyalist Cumhuriyeti Dışişleri Bakanı
    Selīm Onat

    • このトピックは4年、 1ヶ月前にトルキー社会主義共和国が編集しました。理由: 理不尽なエラーのため仮建てしてから修正 タイトル長すぎないんですがそれは…
    #2265

    ガトーヴィチ民主帝国インビーリェヴァ為政院が回答致します。

    [問1]貴国より輸入している食料20億については、我が民主帝国に限らず、「ツァーリ国」占領地域にも供給されております。

    [問2・3](11,13)に位置したマリヤ宮、(7,3)に位置した国立公園、(6,6)に位置した遊園地、(3,4)並びに(4,3)に位置した防衛艦隊は居住地域には【含まれない】と解釈しております。

    [問4]マリヤ宮に対し行われた攻撃は、インターリ大公女殿下を拉致する為に、ツァーリ国親衛隊が行ったものでございます。
    [問5]国立公園、遊園地、防衛艦隊に対し行われた攻撃は、我が民主帝国が行ったものでございます。
    [問6]我が国の情勢は、【平時ではなく、戦時である】と考えております。もはや、民間人に退避を勧告した上での、無人居住施設への攻撃もやむなし、と考えております。
    [問7]ガトーヴィチ民主帝国内の外国籍市民の安全は確保されておりますが、状況に応じてチャーター機の配備等は必要でありましょう。

    ガトーヴィチ民主帝国為政院
    Правительство Готовитской Демократической Империи

    ———-

    ガトーヴィチ・ツァーリ国ゴールデンベルク為政院が回答致します。

    [問1]貴国より輸入している食料20億については、民主帝国に限らず、我が「ツァーリ国」占領地域にも供給されております。

    [問2]我が国は 平時における居住施設に対する軍事演習禁止条約の精神を尊重しております。

    [問3・4](11,13)に位置したマリヤ宮、(7,3)に位置した国立公園、(6,6)に位置した遊園地、(3,4)並びに(4,3)に位置した防衛艦隊は居住地域には【含まれない】と解釈しております。

    [問5]マリヤ宮に対し行われた攻撃は、インターリ皇帝陛下を救出する為に、ツァーリ国親衛隊が行ったものでございます。ヤルルィーク君帝陛下に危害が及ぶ形となったことには、遺憾の意を表します。
    [問6]国立公園、遊園地、防衛艦隊に対し行われた攻撃は、民主帝国が行ったものでございます。
    [問7]ガトーヴィチ地域はあくまで帝位継承をめぐる争いであり、【平時である】と考えております。引き続き、民主帝国政府が批准した、平時における居住施設に対する軍事演習禁止条約の精神を尊重し、平和的かつ速やかな平定を進めて参ります。
    [問8]ガトーヴィチ・ツァーリ国内の外国籍市民の安全は極力確保しておりますが、あろうことか、民主帝国政府が居住施設を含む本格的な軍事侵攻を検討していることから、速やかな外国籍市民の退避を推奨しております。

    ガトーヴィチ・ツァーリ国為政院
    Правительство Готовитского Царства

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