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ロムレー湖畔共和国とヘルトジブリール社会主義共和国の間における相互不可侵および学術交流に関する条約

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  • #1209

    フリューゲル暦860年9月3日、ロムレー湖畔共和国・ポワンクール近郊のホテルにて、ロムレー湖畔共和国とヘルトジブリール社会主義共和国の間で相互不可侵と学術交流を目的とした条約の調印式が挙行された。

    #1210

    フリューゲル国際社会において極めて重要な役割を果たしているヘルトジブリールとの協力関係を結べるに至ったこと、大変喜ばしく思います。
    条約の正本についてはそちらに用意してございますので、さっそく調印式を開始いたしましょう。

    ロムレー湖畔共和国とヘルトジブリール社会主義共和国の間における相互不可侵および学術交流に関する条約
     ロムレー湖畔共和国とヘルトジブリール社会主義共和国は、両国間での理解を促進し、両国間での紛争の発生を予防し、以てフリューゲルの国際平和を実現するため、以下の条約を締結した。

    第一章 相互不可侵と中立
     第一条 両締約国は、主権及び領土保全の相互尊重、相互不可侵、内政に対する相互不干渉、平等及び互恵並びに平和共存の諸原則の基礎の上に、両国間の恒久的な平和友好関係を発展させる。
     第二条 両締約国は、前記の諸原則に基づき、相互の関係において、すべての紛争を平和的手段により解決し、武力又は武力による威嚇に訴えないことを確認する。
     第三条 両締結国のうちのいずれかが第三国との戦争に突入した場合、もう一方の締結国は中立を維持するものとする。
     第四条 第三条に規定された事態が発生した場合、一方の締結国の要請があり次第、もう一方の締結国は適正かつ公平な立場での仲介者としての役割を担う努力を行うものとする。

    第二章 相互交流の促進
     第五条 両締約国は、平等及び互恵並びに内政に対する相互不干渉の原則に従い、両国間の経済・文化・学術その他の交流を促進する。
     第六条 第五条の規定を実現するため、両締約国は観光・商用・留学等に関する査証免除措置を実施する。
     第七条 第五条の規定を実現するため、両締約国は共同で語学教育機関・留学プログラム・学術研究プログラムを設置する。
     第八条 第五条の規定を実現するため、両締約国は両国間で経済活動をおこなう事業体について必要な便宜を図る。
     第九条 第五条の規定を実現するため、両締約国は各種の文化交流事業を実施する。

    第三章 批准
     第十条 この条約は、批准されなければならない。
     第十一条 この条約は、両国の間で批准書が交換された日に効力を生ずる。

    第四章 協定の改廃
     第十二条 本条約は、締約国両国の合意の下に改廃され得る。
     第十三条 本条約は、一方の締約国がもう一方に破棄を通告した場合、通告から五年後に失効する。

    #1214

    ご招待頂き、感謝致します。
    これまで我々はソサエティや国際連合、有志連合内での協調などを通して両国の信頼、友好関係を向上させてきました。
    そういった両国の誠実かつ適切な外交活動の成果として今回の不可侵及び学術交流に関する条約が締結されるに至ったと言えるでしょう。
    不可侵条約締結により両国の安寧と平和がより一層強化され、世界大戦の予防に寄与することは想像に難しくありません。
    フリューゲルで最大の観光立国であり、技術的、政治的先進国でもある貴国との学術交流がなされることは大変光栄であり、喜ばしい限りです。
    今後も両国間の友好と繁栄が末永く続くことを祈願しております。
    ヘルトジブリール社会主義共和国を代表し、本協定に署名致します。

    Held Jibril Sozialistische Republik-
    Vorsitzender des Nationalrats,Fine Nilwallen

    (ヘルトジブリール社会主義共和国国家評議会議長 フィーネ・ニルヴァレン)

    #1215

    我々としても、世界最大の工業国の一つとして経済的にも繁栄し、優れた技術を有しているだけでなく、政治的にも極めて安定した民主社会主義体制を維持している貴国からは学べる点が多いものと考えております。
    何より、我々は古くより、国際平和の実現のため、かつてはソサエティ、近年では国際連合などの場にて協調してまいりました。その一つの例が、今から200年以上前に結ばれたアズリール条約などでありましょうし、そしてこの条約もまた、その一つとなりましょう。
    本条約が両国間の両国の間でのこれまで以上に深い友諠がこれからも末永く続くこと、そして本条約を通じてフリューゲルの国際平和と学問・科学技術の進歩さらに強化されることを願っております。
    それでは、共和国を代表し、署名いたします。

     République de Lacustre Lomeray ―
     Diane Valentine Sybille Blondel, Présidente du Conseil central lomerais

     (ロムレー湖畔共和国中央議会議長 ディアヌ・ヴァランティーヌ・シビル・ブロンデル)

    #1216

    両国における批准手続を経て、フリューゲル暦860年9月9日に批准書の交換が行われ、第十一条の定める通り本条約は発効しました。
    関係各位には感謝申し上げます。

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