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返信先: 971年成蘭・ヴェールヌイ首脳会談

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#7343

エレーナ・ザラフィアンツ
ヴェールヌイ社会主義共和国、閣僚評議会議長のエレーナ・ザラフィアンツです。
黒石治延国王陛下、春上輝彦首相閣下、沙村誓雄外務長官閣下が、令夫人と共に、我が社会主義共和国をご訪問になりましたことを心から歓迎いたします。
また鵜川大使におかれましては、日頃から両国交流に尽力され、今回のご訪問でも、その調整役として奔走されてきたと伺っております。ありがとうございます。

共和国にとって、成蘭は最も古い友人であり恩師の国です。
共和国の黎明期を語るにおいて成蘭は欠かすことが出来ない存在であり、我々の国際進出は、旧成蘭連邦の協力なくしては、大きく立ち遅れたものになっていたでしょう。

今回の会談や歓迎晩餐会の会場となっております、この「共和国宮殿」は、議長官邸兼迎賓館でございます。
今を遡ること370年以上前、591年3月に竣工したものですが、当初の計画では官邸機能のみを備える予定だったといいます。
現在、この施設が迎賓館としての機能を有するようになったのは、旧成蘭連邦王国第五代国王黒石治家の共和国訪問に併せ、設計変更されたことが理由です。
我々の歴代の指導者は、ここで重要な政治決断を行ってまいりましたし、数多の国際会談や条約締結の舞台になりました。
この建物そのものが、共和国の歴史を刻んだひとつの政治シンボルである同時に、成蘭との縁を想起させる存在なのです。

治家王は、歴史上初めて共和国を訪問した外国元首でした。
そして黒石治延国王陛下をはじめとする皆様は、再建後はじめての国賓です。
両国が再建された現在、最初の国賓として、成蘭の皆様をここでお迎えできたこと、歴史の縁というものを感じずにはいられません。
共和国の政府、党、人民にとり至上の喜びです。あらためて歓迎の意を表します。
王国と共和国が、新しく協力の幅を広げながら、変わらぬ絆を更に深める契機にしてまいりたいと思います。

黒石治延
成蘭王国国王の黒石治延です。
議長閣下をはじめとするヴェールヌイの友人による歓迎に心から感謝いたします。
我が国にとっても,ヴェールヌイは友好国であると同時に重要なパートナーです。それは,過去も,現在も,そして,未来も不変のものと信じております。

共和国宮殿の設計と我が国の源流とも位置付けられる旧成蘭連邦王国の関係は,つねづね,身近な者から聞いておりました。まさに,我が国と成蘭の親密な関係を象徴する建物です。
再び,この共和国宮殿で,閣下とお会いできることは光栄ですし,子孫たちにも受け継がれる両国の歴史となっていくことを確信しております。

閣下がおっしゃるように我が国が貴国に対して支援をしたこともありましたが,今は,貴国から我が国が支援を受けることもあります。
両国が,一方的な期待ではなく,お互いに信頼していることに疑いはありません。経済・文化・・あらゆる面の交流がより深化するよう我が国としては努めてまいりたい所存です。

エレーナ・ザラフィアンツ
ありがたいお言葉です。別成人民の友好協力関係が更に深化していくことを確信します。
共和国は937年11月に再建を声明し、それから今年で34年を迎え、国土の再生、経済の立て直しも完了を目前にしている状況です。
おかげさまで復興二輪(ISG)を開催するまでに至りました。貴国の活躍は目覚ましいものがありましたね!
なにしろ最多金、総メダル獲得数でも2位と、国単位で見れば総合優勝といっても過言ではない成績でした。
成蘭選手たちの活躍は、再建途上で日夜努力されている成蘭人民に大きな勇気を与えたと思います。

黒石治延
ISG・・私も仮説の執務室で成蘭選手の活躍を見ておりました。
射撃種目での大活躍は,我が国の悲願でもありましたから,その熱狂は日夜続きました。
スポーツの力というものは偉大です。いずれ我が国でも開催することができるようより一層スポーツ振興・国際親善に努めてまいりたいと思います。

エレーナ・ザラフィアンツ
スポーツのみならず、王国の復興復権を、多くの世界人民が望んでいることと思います。
国王陛下をはじめ、ここにおられる皆様のもとで、聡明な成蘭人民が団結をすれば、すぐにもその日は訪れるでありましょう。
我々としても、成蘭の友人として常に関心を持っているところです。
貴国は既にヘルトジブリールと広範な支援協定を結んでおられますが、共和国としても貴国の復興と安定化に向けた事業に微力ながら参与させていただきたいと考えます。

ヴェールヌイ社会主義共和国による成蘭王国への経済協力についての覚書
(別成経済協力覚書)

ヴェールヌイ社会主義共和国と成蘭王国(以下「両国」)は、多年に渡る実り多い互恵的な協力を通じて発展を遂げてきた両国の良好な関係並びに強固な政治的絆を再確認する。
そして、多数の経済及び国際関係上の戦略的課題及び機会を両国に提示していることを認識した上で、両国間の一層強固な経済上の相互関係が、両国の安定と活力を高め経済効率及び両国民の福祉を向上させるであろうことを確認し、両国のみならず、他の国に対しても一層大きな機会、予見可能な環境を提供するという認識で一致した。
既に締結された成蘭王国が当事国となっている関連する協定(成蘭王国とヘルトジブリール社会主義共和国による開発支援協定並びに治安維持協定)に基づく成蘭王国とヘルトジブリール社会主義共和国の権利及び義務に十分留意した上で、ヴェールヌイ社会主義共和国は、成蘭王国の経済開発並びに国内情勢の安定化と発展の早期実現を特に強く希望することを確認して、両国は、両国間の協力支援を通じて、これらを実現することを決意し、本覚書に署名した。

1.ヴェールヌイ社会主義共和国は成蘭王国に対し開発支援を行う。
2.開発支援は、必要な開発資源を提供することにより実施する。
3.開発資源提供の上限は、資金換算200兆Va相当を目安とする。
4.提供された開発資源の使途は、成蘭王国が自由に決定する。

ヴェールヌイ社会主義共和国政府は、既に提供した資金100兆/食肉50万tに加え、
締結された経済協力覚書に基づいて、建材10億t/食肉50万tを981年中に提供する。