第二回北海議会総選挙が895年11月28日に行われた。
結果は以下の通り。
那賀野独歩率いる改新の会が大敗。前総督の実績を伝えられず、与党の座を譲り渡すことになった。
与党へ躍進、いや、大躍進したのは帝国翼賛会である。帝国翼賛会代表トーニオ・ロレッツェンはクーデターの首謀者でもあるが、国民からは熱烈に歓迎されている。そのこともあって、議席を伸ばした。ロレッツェン代表は海軍大尉を辞めて、総督として注力する方針である。
新党である保守派は軍備増強・経済発展を公約にあげて議席を伸ばした。
社会革命党は大きく議席を減らした。書記長であるソフィア・モーテンセン代表が落選するなど、大きな痛手をおった。
今総選挙は総督が暗殺された後で行われたため、国内外から大きな注目を浴びていた。ガトーヴィチ民主帝国などの国からは国家として認められていないなど、未だ大きな問題を抱える北海だが、今後の動きが注目される。
また、連邦国民から「国号がダサいから変えてほしい」という意見が多くあるため、ロレッツェン新総督は国号を「帝政北海聯邦」へ変更する方針を固めた。
また、国旗を新しくすることを決めた。
【ほっかい月報 第四号】