目次
条約データ
通称 | レゴリス帝国・ロムレー湖畔共和国の間における永久同盟に関するブリンスト条約 |
正式名称 | レゴリス帝国・ロムレー湖畔共和国の間における永久同盟に関するブリンスト条約 |
英語名称 | |
条約形態 | 相互安全保障条約 |
締約国 | レゴリス帝国 ロムレー湖畔共和国 |
調印 | 857年8月16日 |
発効 | 857年11月16日 |
条約本文
前文
レゴリス帝国及びロムレー湖畔共和国(以下、レゴリス帝国、並びにロムレー湖畔共和国を併せて両締約国と呼称する。)は、双方の自由な制度を尊重し、この根幹を為す領域を相互に保全する上に理解し、両締約国に於いて継続されている平和的かつ友好的な相互関係を更に発展させ、両国のより一層の国際協力を以って更なる国際平和を希求できるよう努力する為、「レゴリス帝国・ロムレー湖畔共和国の間における永久同盟」を設立すると共に以下に永久同盟の条文を規定する。
第一条
両締約国は、主権及び領土保全の相互尊重、相互不可侵、内政に対する相互不干渉、平等及び互恵並びに平和共存の諸原則の上に、両締結国間の恒久的な平和友好関係を現在より更に深化し発展させるものとする。
第二条
両締約国は、その一方の安全または領域に対し第三勢力による武力を用いた攻撃を受けた場合、
攻撃を受けた一方の安全を保持するため、もう一方は集団的自衛権を行使する義務を負う。
第一項
第二条に於ける集団的自衛権を行使する義務は、攻撃を行った勢力が攻撃を受けていない一方との間に 同盟関係にある場合は適応されず、攻撃を受けていない一方は武器輸出の禁止を含む中立義務を負う。但し、攻撃を行った勢力に著しい正当性が無い場合は、中立義務を放棄し集団的自衛権を行使する事が可能である。
第二項
第一項における「攻撃を行った勢力に著しい正当性が無い場合」とは、外交交渉無き突如の宣戦布告、若しくは宣戦布告を行わず突如奇襲攻撃を行う等著しく正当性に欠けているものを指す。
第三項
先制的自衛権については、両国間の協議でその戦争の正統性が認められた場合のみ集団的に行使することが可能とする。
第三条
両締結国は合同軍統合作戦本部を設置し、有事には両締結国が保有する軍隊の一元的な戦争指揮を行うものとする。
第一項
合同軍統合作戦本部総長にはレゴリス帝国軍統合作戦本部総長が兼任する。
また、合同軍統合作戦本部次長には、ロムレー湖畔共和国軍最高司令官が存在するときにはロムレー湖畔共和国軍最高司令官が、ロムレー湖畔共和国軍最高司令官が不在のときにはロムレー湖畔共和国参謀本部参謀総長が兼任する。
第二項
合同軍統合作戦本部の下には常設の合同部隊として、レゴリス・ロムレー合同軍団が編成される。
第三項
有事には、両締結国の保有する軍隊を統合し、レゴリス・ロムレー合同軍を編成する。
第四条
本条約は永久的に締結され続けると同時に、両締結国が持つ本条約に於ける破棄の権利を両締結国は放棄する。
締約国署名
République de Lacustre Lomeray ―
Diane Valentine Sybille Blondel, Présidente du Conseil central lomerais
(ロムレー湖畔共和国中央議会議長 ディアヌ・ヴァランティーヌ・シビル・ブロンデル)
République de Lacustre Lomeray ―
Alfred Bérenger Berlioz, Directeur général de l’Office de sécurité nationale
(ロムレー湖畔共和国安全保障局長 アルフレッド・ベランジェ・ベルリオーズ)
République de Lacustre Lomeray ―
Ambroise Lionel Sixinolet, Chef de l’Etat-major des armées lomerais
(ロムレー湖畔共和国軍参謀本部参謀総長 アンブロワーズ・リオネル・スィズィニョレ)
Fuhrer Das Regolith Reich, Leonora Hennefeld
(レゴリス帝国総統 レオノーラ・ヘンネフェルト)
Regolith Reich –
ReichsMinister für Verteidigung,Generaladmiral, Shigure Tanibe
(レゴリス帝国国防大臣 谷邊時雨海軍上級大将)
Chef des Integrierte Einsatzleitung der Reichswehr
Generaladmiral, Victoire Helvétius
(レゴリス帝国軍統合作戦本部総長 ヴィクトワール・エルヴェシウス海軍上級大将)