【政治】第12期中央ラーダ第1回会議閉幕、ブフェルコーヴィチ氏を中央ラーダ幹部会議長に選出
スヴャトトロイツィクで開催されていたノヴォズナイデナ・ゼムリャ第12期中央ラーダ第1回会議は予定されていた議事日程を滞りなく終え、中央ラーダ幹部会議長オシップ・セルヒーヨヴィチ・ブフェルコーヴィチ(Буферкович, Осип Сергійович)氏を含む指導部を選出して、17日午前に中央ラーダ議事堂で閉幕を宣言した。
先に議長引退を表明していたフルデーノウ氏の後任として、最大与党の人民共同体(ヴェーチェ)は昨年11月に行われた全国民会(党大会)において、前政権下で閣僚委員会議長の地位にあったブフェルコーヴィチ氏の選出を決定していた。
閉幕式で発表された重要談話にてブフェルコーヴィチ議長は経済改革のさらなる推進と民意に基づく発展を強く訴えかけた。さらに国家強勢の基礎を築いたフルデーノウ氏に対し最大級の敬意を表すために、ブフェルコーヴィチ議長の呼びかけで会場全体から与野党の隔てなく拍手が送られた。
そのほか会議では「経済・社会発展第11次国土五ヵ年計画と1080年を目途とした長期的国家目標要綱」草案のほか、1054年度予算草案、産業連合省分割改革草案を含む諸要綱が採択された。
【経済】第11次五ヵ年計画本格始動、前期では全重要部門において目標達成
中央ラーダにおいて「経済・社会発展第11次国土五ヵ年計画と1080年を目途とした長期的国家目標要綱」が承認された。「要綱」では、産業部門の「数的増大」から「近代化」への転換を図り、「質の高い発展」を目指すとし、その具体的方策として住宅地の拡大と農村の都市化、産業の電力化、インフラ・教育整備、安定した輸出資源の獲得整備が示されている。特に全土のインフラ整備と産業の電力化はフルデーノウ氏の「経済発展とはラーダプラス全土の電力化である」という発言の引用とともに「喫緊の課題」であると表現されている。
開国後初の五ヵ年計画となった前期では黎民中心経済、漸進的規制撤廃、外国資本の導入、積極的資源輸出を掲げ、最終的な成長率は農業部門210%、軽工業部門600%、重工業部門500%、商業生産高550%という驚異的な数値をたたき出した。
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