神聖ガトーヴィチ帝国【慶祝】帝国建国六百周年記念式典開かる
（エリザヴェータ４２年―１０２７年―１月１６日、イヴァングラート通信社電）君帝陛下の御稜威の下、神聖ガトーヴィチ帝国はガトービチ帝国建国から数えて建国六百周年を迎えた。これを祝う帝国建国六百周年記念式典は、帝国財政上の都合により、五百周年記念式典よりも規模を縮小して開かれた。式典においては、ブラクノート君帝陛下の詔勅渙発、ノジーンスカヤ為政院総理大臣による奉祝演説、百年前のきょうに生を受けたИ. И. ウリヤーノヴァ氏の奉祝演説が行われた。
勅語
「茲に建国六百周年にあたり式典を設け帝国民を招き肇国の喜びを再現せんとするは朕深くこれを嘉尚す」
ノジーンスカヤ為政院総理大臣奉祝演説
「ウヴァジャーイムィイェ・グラージュダニェ・インピェーリイ（帝国民の皆様）、海外の皆様。共に、帝国建国六百周年をお祝いできることを、心より嬉しく思います。畏くも君帝陛下におかせられては、建国六百周年を迎えるにあたり優渥なる勅語を賜り、恐悦至極でございます。特にこの百年は、神聖ガトーヴィチ帝国の成立以降、エステル平定という激動がございましたが、BCATの旗揚げをはじめとする帝国の外交成果は枚挙に暇なく、帝国の栄光は今も輝き続けているのであります。帝国政府は、「帝国の発展に邁進せよ」という肇国の理念と、君帝制とを堅持して、次の百年に向けて邁進を続けることを申し上げ、私の奉祝演説といたします。」
И. И. ウリヤーノヴァ氏演説
「私はイェゴール４３年１月１６日生まれ、御国とともに齢を重ねてまいりました。陛下と総理にお会いして、皆さんの前でお話しする場をいただいて、胸がいっぱいです。若い皆さんなら、ガトーヴィチを、もっとすばらしい国にできると思います。これから皆さんの生きる時代が、もっともすばらしい時代であったといえることを、願っています。」
また、ロシジュア帝聖平和ドミニウム、ヴェールヌイ社会主義共和国、ベロガトーヴィチ大公国、民族自治軍管区ハルィチナー、レゴリス帝国、ロムレー湖畔共和国、ラ・フローリド共和国、セニオリス社会共和国、カルセドニー社会主義共和国、ヘルトジブリール社会主義共和国、普蘭合衆国、ルクスマグナ共和合衆国より祝電を頂いた。ここでは、抜萃してヴェールヌイ社会主義共和国コズイレフ首相閣下の祝電を掲載する。
ガトーヴィチ帝国成立600周年にあたり、謹んでヴェールヌイの党、政府、人民を代表し、ブラクノート君帝陛下、ならびにノジーンスカヤ首相閣下を通じ、ガトーヴィチの政府、人民に心からの祝意と祝福を申し上げる。
※記事公開時点では労働党ヴィウチェイスカヤ政権ですが、１０２７年時点では文化自由連盟コズイレフ政権です
近年、BCAT発足に代表されるように、ガトーヴィチは新たな戦略路線に沿って、国際協調を積極的に推進し、重要な成果を収めている。友好国として、我々はこのことに心からの喜びを覚える。
我々は別瓦関係の発展を非常に重視しており、新たな成果が得られるよう後押しする用意がある。
両国と両国人民の幸福は、すなわちベルーサ人共通の幸福であり、それはまた世界の平和と安定、繁栄を促進するものである。
ガトーヴィチ帝国の繁栄と興隆、ブラクノート君帝陛下並びに全てのガトーヴィチ人民の幸福・健康をお祈りする。ヴェールヌイ社会主義共和国
閣僚評議会議長 アレキサンドル・コズイレフ
【国際】ヴェニスプロトコル可決か
（エリザヴェータ４３年―１０２８年―１２月、帝国通信社電）ヴェニス・コンプレックスのノード主総会においてヘルトジブリール外務省提案第二修正案が可決された。本議案についてわが国のノード保有組織である国営ガトーヴィチ石油は「声明参加国をはじめとする関係各国と対応を協議中であるが、ヘルトジブリール外務省側が協議のテーブルにつくことを宣明しているので、引き続きヘルトジブリール外務省側との対話と続けることになるだろう」と述べた上で、「ヘルトジブリール外務省側と我々少数ノード主双方が納得できるまで、地道な対話が必要になるだろう」と言及した。
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