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普蘭代表安全保障理事会へオブザーバー参加 他

普蘭代表安全保障理事会へオブザーバー参加

 974年3月下旬、フリューゲル国際連合よりS/RES/32が発信され、第2パラグラフにおいて普蘭合衆国に対瀬通商における資金輸送の説明が求められた。決議拘束の影響を受けない非加盟国である普蘭合衆国は、特段対応をしなくても良いのではとの声も大きかったが、ゴドウィン・ライル首相はこれらの声を一蹴。不用意に国際社会における立場を危うくする必要はないとし、全権代表としてイレネー・ドゥケ氏を任命してフリューゲル国際連合安全保障理事会に派遣することを決定した。

 安全保障理事会では、普蘭合衆国としてのセニオリス情勢に関する立場・見解を説明し、資金輸送に関しては普蘭合衆国はS/RES/32で対象としている範囲は国家が関与する取引に限定すると解釈していることを表明した上で政府間取引と民間取引は独立して扱うべきものを主張。普蘭合衆国の国体では民間取引に関しては自制要請は出来ても完全に規制することは難しいとの内容を説明した。
 また、資金輸送に関与したヴェニス普蘭商事株式会社を管理下におくヴェニスグループのオブザーバー招致を提案。詳細経緯を直接聞くことにより、普蘭合衆国としての関与を明確に否定出来る材料にしようとした。
同時に速報として入手した大秋津國天照院幕府によるS/RES/32違反について指摘。安全保障理事会の各国代表に対して見解を求めていった。

 この様に普蘭合衆国の発言に各国代表が耳を傾けるスタンスで行われていたが、安全保障理事会で並行議論されていたセニオリス・スラヴ国に対する軍事行動を容認する S/RES/34が採択されると、突如としてガトーヴィチ代表が閉会を要求。普蘭合衆国が求めていたヴェニスグループのオブザーバー招致と大秋津國天照院幕府によるS/RES/32違反指摘に関する議論は中断され、強制的に安全保障理事会は閉会されることとなった。特に大秋津國天照院幕府のS/RES/32違反指摘を普蘭代表が行うと、ガトーヴィチ代表ロクシドール大使は突然咳き込みだし、途中まで威勢よく普蘭代表に対し責任を迫っていた大石動帝国代表勧修寺大使は目をキョロキョロと泳がせながらロクシドール大使が提出した閉会提案に率先して賛成票を投じる始末であった。イレネー・ドゥケ全権代表はとんでもない流れで閉会が決定されたことは遺憾としつつも、都合が悪いことに対してはそそくさと話を終わらせる腐敗した安全保障理事会の実態を明らかにすることができたとの所感を弊紙に対して語った。イレネー・ドゥケ全権代表は閉会後にレゴリス代表ダングルベール大使とロムレー湖畔共和国代表ルシャプリエ大使を交えた三者懇談を行いその後の対応を寄託。帰国の途に就くこととなった。

 S/RES/32は厳しい禁輸措置を加盟国と拘束義務がない非加盟国に対して要求している。フリューゲル国際連合の内輪揉めに付き合わされている感もある非加盟国間では、身内の加盟国違反にどの様な処分が行われるのか注視しており、その処分の重さ次第で今後どの程度S/RES/32に付き従うか天秤に諮る材料になると考えられる。

セーラン州の過半数を奪還!イーチマータ騒乱収束へ

 975年3月初旬頃よりイーチマータ教主国に対して、普蘭、リブル国軍共同による大規模な攻勢が行われた。既にセーラン州西岸に橋頭保を築いていた普蘭国軍は、リブル空軍のミサイル支援を有効活用しながらセーラン州都及びひこにゃんの本拠地ヒコネシティの制圧に成功した。

 ゴドウィン・ライル首相は975年5月までに勝利宣言を出すことを念頭に一連のイーチマータ騒乱はほぼ鎮圧するに至ったと国際社会に対して声明を発信した。足掛け5年以上にも渡ったセーラン州制圧戦は困難を極め、多数の犠牲を払う結果に終わったが、同時に普蘭合衆国の堅牢な防衛体制を内外にアピールする契機にもなった。邪教テロ組織に防衛施設を利用されたことは本末転倒ではあるものの、以前は比較的疎遠であったリブル民主主義人民共和国との連帯感も強まり、普蘭合衆国にとっては得るものの多い結果をもたらすこととなった。

レゴリス帝国普蘭駐屯軍
レゴリス帝国本国からの最終警告を黙殺

 ベルクマリ州南部一帯を施政権下に置いていたレゴリス帝国普蘭駐屯軍に対して、レゴリス本国が遂に重い腰を上げることとなった。レゴリス本国は900年代に入ってから途絶しつつあった帝国軍統合作戦本部とのチャンネルの復旧と占領地の明け渡しを要求。これに対してレゴリス帝国普蘭駐屯軍は警告を黙殺し、攻勢に転ずる動きを見せて首都ベルクマリ周辺に4個師団を集結させ始めた。

 普蘭合衆国中央政府は975年3月中旬にレゴリス帝国本国、ロムレー湖畔共和国と緊急会談を行い、レゴリス帝国・ロムレー湖畔共和国に対する数十年に渡る不信が誤りであったこと謝罪した上で、レゴリス帝国本国を全面的に支持することを表明。同時にイーチマータ騒乱に引き続き戦力が割かれており普蘭国軍単独でレゴリス帝国普蘭駐屯軍に対抗することが難しいことから首都ベルクマリにレゴリス帝国・ロムレー湖畔共和国から成る混成軍の派遣を要請した。同月下旬には早速路烈合同軍団が結成されて首都ベルクマリへの駐屯を開始。ベルクマリ港に入港したロムレー第二艦隊の乗組員はベルクマリ市民からサイン攻めに遭うなど取り分け人気を博している。レゴリス帝国普蘭駐屯軍は引き続き黙殺と抵抗を行う構えで、大規模な衝突発生は避けられそうにもない状況である。

その他ニュース

【社会】ひこにゃん、ヒコネシティ復興に向けた予算請願を議会に提出。

【国際】S/RES/34は直接対話のプロセスが不足した早急な決議であり賛同することはできない。(政府報道官談話)

【国内】騒乱を招いた右派独裁に歯止めを!次回選挙で中道派の勢力伸長は確実。

【経済】カレスティア社、政府の貿易自制要求に反発。反国連主義は建て前かと気勢を吐く。

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