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【国際】セニオリス共和国でクーデター発生ほか

【国際】セニオリス共和国でクーデター発生
971年4月15日、突如としてセニオリス共和国でクーデターが発生、
そして一か月後の971年5月下旬には同国の報道機関イグナイト・タイムズ紙を通じ
【【政治】軍部、行政立法両府を制圧し共和国憲法の停止を宣言「救国評議会」体制に】と報道が出された事から事実上の軍事政権による独裁政権に移行したものと思われます。
この事態を受け首相は5月29日「セニオリスからの亡命者を受け入れる準備がある」と発言し亡命者に対する支援の準備を総務省に要請しました。
また首相は我々の取材に対し「セニオリスでのクーデターの原因は社会主義体制への移行のスピードが速すぎたためではないか」と見解を表明し続けて「しかしクーデターを起こすという事は自らの政治基盤が貧弱であることを暴露したようなものだ、」と語りクーデター政権をセニオリス共和国を統治する政権として承認しない意向を示しました。

文責 リアス・ジェファーソン(総務省大臣)

 

MGC広報、「ミルズ通信」として再出発

ミルズ地域統治委員会の解体及びルクスマグナ新政府の発足に伴い、ミルズ地域統治委員会(MGC)報道局が発行していた本紙は、以降民営報道機関「ミルズ通信」として再出発することとなりました。
本紙は世界で唯一の「多国籍通信社」として、ミルズ地域や国際社会の情報を様々な国籍の記者が取材・報道してまいります。また、外国籍の記者からの寄稿も積極的に募集してまいりますので、興味深い事件・出来事などありましたら本紙編集部までご連絡ください。
これからも新生〈ミルズ通信〉へのご愛顧のほどよろしくお願いいたします。
人民のために。

分析:文責:ラハン・トリディマイト(Raqhan Tridymite)〈ミルズ通信〉編集長 カルセドニー社会主義連邦共和国籍

 

 

【政治】「ルクスマグナ」新政府発足も人材確保に課題

971年5月初旬、安保理第30号決議によって主権国家としての地位を再獲得したミルズ改めルクスマグナであるが、行政・技術などを担う専門職人材に不足があり、課題を抱えての船出となった形だ。
ミルズ地域においては、国連統治時代末期の954年にガトーヴィチのゲーム会社によって開かれた官僚養成機関などが存在するものの、それら既存の教育機関が充分に行政等のセクターに必要な人材を供給できているとは言いがたい。
安保理決議によって示されていた独立に向けてのロードマップでの予定である970年6月よりも若干遅れての主権回復となっていることなどもその証左と言える。ただし、969年末に出された本紙の報道では2~5年ほどとされた遅延が1年ほどに収まっているところに、関係各位の苦労がしのばれる。
このような状況もあって、新政府の政界には旧皇国時代の政治家も多く見受けられ、閣僚には本紙のリアス・ジェファーソン女史も乞われて総務相として入閣するなどしており、人材確保における困難をうかがわせている。
しかし、国連統治中期以降ミルズ人の国際移動は稀となっており頭脳流出も低度に留まること、一人当たりGDPが高く国外よりも高い賃金を設定できることなどから、適切な政策がなされれば今後有為の人材を安定して新政府が確保できる可能性は決して低くない。新政府の舵取りが注目されるところである。

文責:マグダレーナ・サルディバル・バスケス 〈ミルズ通信〉電気通信システム総責任者 ロムレー湖畔共和国籍・セビーリャ地域籍

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