フリューゲル国際連合広報センター
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平和の満ちる世界へFUN100周年祝辞
国連が創立100周年を迎えた950年の今日、ヴェニス島の国連本部ではお祝いのための式典が開催されました。
各国から祝辞の言葉が届きましたので、紹介します。
この場にお集まり下さった各国の皆様、国連職員の皆様、フリューゲル国際連合は無事設立百周年を迎えました。
嘗てのフリューゲルの歴史を諳んじてみると、設立から百年を超えた国際組織はその殆どが有名無実化するか、滅び去るかの二択であり、プレゼンスを維持できた組織はとても数が少ないものでした。その数少ない組織の中に、私達のフリューゲル国際連合が仲間入りしたことを、とても誇りに思います。
私達の創設時からの使命は百年経った今も変わってはいません。それは、フリューゲルの平和と安定を維持すること、つまり、人類を戦争から守ることです。私達はこの百年の間、加盟国の皆様と共に国際平和と安定を追求し、以てそれを維持し続けて参りました。このフリューゲル至上類を見ない平和な時代を訪れさせたのは、一重に加盟国の皆様の努力の賜物であると私は考えております。国連事務総長として、この場を借りて感謝申し上げます。
私達はこの奇跡のような平和な時代を、より長く、より永く維持していかなければなりません。然しながら、奇跡を維持する為に、私達は今後とてつもない試練に直面するかもしれません。しかし、今まで国連という場で培ってきたグローバルな連帯と協力があれば、克服出来るものだと強く確信しています。それこそが国連の存在理由なのです。 国際連合百周年にあたり、私はあらゆる場所の人々に、手を携えるようお願い致します。国連は皆様と共にあるだけではありません。国連は「我ら人民」である皆様のものであり、皆様自身でもあるのですから。 国連憲章の揺るぎない価値観を、一緒に守ろうではありませんか。私達の百年に渡る前進に、さらなる前進を重ねようではありませんか。そして、全ての人にとってより良い、平和な時代、そして平和な世界を目指すための共通のビジョンを実現しようではありませんか。 難しいかもしれませんが、今まで国際社会の平和と安定の為に力を注いできた加盟各国の皆様とならば、次の百年、その次の百年も奇跡を起こし続けられると強く確信しています。
最後に、各国・各地域からご祝辞を頂いておりますが、それに対して感謝申し上げ、以て祝辞と致します。
フリューゲル万歳!!フリューゲル国際連合万々歳!!
フリューゲル歴950年3月21日フリューゲル国際連合事務総長 フィオナ・ディーツゲン21 März 950.Generalsekretär der Vereinten Nationen, Fiona Dietzgen
フィオナ・ディーツゲン フリューゲル国際連合事務総長閣下、フリューゲル国際連合事務局の皆様、そしてお集まりの各国来賓の皆様、フリューゲル国際連合設立百周年おめでとうございます。今回、フリューゲル国際連合設立設立百周年記念式典が挙行されるにあたり、この晴れやかなるヴェニスの地で祝辞を述べる栄誉を賜った事を光栄に思います。
我らフリューゲルの民が、国際連合を組織しようとしたのは凡そ5世紀前まで遡ります。484年に当時のフリューゲル最大の超大国、普欧帝国が提唱し、フリューゲル経済諸国同盟での調整を経て国際社会へ初めてその構想が発出されたのです。 当時の国際社会は、アースガルド条約機構、経済相互援助会議、フリューゲル経済諸国同盟の三陣営が中心となりつつも、アクアマリン王国や聖マズダー教国など強大な第三国も交えた正に群雄割拠の時代でした。当然戦争や内戦等が数多く起き、その度に陣営同士が対立し合い、国際社会は緊張が高まっていました。 その中であって、「対話による問題解決と平和維持」を理念に掲げ、国際社会の平和と安定を図ろうとした普欧帝国の行動には当時称賛の声が上がりました。しかし各陣営の要求や意見の対立等によって次第に国際連合設置会議は暗礁に乗り上げ、最終的には設置会議は解散され、その構想は普欧帝国のフリューゲルからの離脱によって途絶えてしまいました。
しかし、その凡そ三世紀半後、カルセドニー社会主義連邦共和国(当時)がかつての普欧帝国の意志を継ぎ、WTCOでの調整を経て国際社会へ広く構想への参加を呼びかけました。かつての反省を活かした議事進行とその構想内容は国際社会に受け入れられ、結果として今からちょうど一世紀前にフリューゲル国際連合に誕生し、今に至りました。
フリューゲル国際連合が設立されてから百年もの長い年月が経ちましたが、設立されてから今に至るまで、そのプレゼンスが失われる事はありませんでした。結果としてそれは今のフリューゲルに平和と安定を齎し、フリューゲルの歴史上異質とも言える長い平和な時代を訪れさせるに至りました。これは一重に国連加盟国の皆様の努力の賜物であり、嘗ての普欧帝国らが望んだ世界が今正に訪れたと言えるでしょう。 この平和で安定した時代を次の百年に、次の世代に残すために、我が帝国はフリューゲル有数の超大国として、今後も国連における様々な分野において、その責任を果たす決意を改めて表明致します。 最後に、フリューゲル国際連合、そして世界各国の皆様の永遠の平和と繁栄を祈念し、以て祝辞と致します。
フリューゲル万歳!!フリューゲル国際連合万々歳!!
フリューゲル歴950年3月21日レゴリス帝国総統 アプリル・ヴァンデルモーナント21 März 950.Fuhrer Das Regolith Reich, April Wandelmonat
麗しいヴェニスの地にて、フリューゲル国際連合設立百周年記念式典が挙行されるに当たり、祝辞を表明する機会を得ましたことは、私の深く喜びとするところでございます。
フリューゲル国際連合は、フリューゲル史上初めての国連組織として、フリューゲル歴850年に輝かしく発足しました。帝国は、813年戦争—義理戦争—敗戦ののち、ディースブルク条約に基づく厳しい軍備制限を課せられましたが、各国政府の助力を得て、フリューゲル国際連合に原加盟国として参加することが出来ました。更に帝国は、半世紀にわたり安全保障理事国を務め、フリューゲル国際連合憲章に示された目的を達成すべく邁進しました。一時は内戦状態に陥る苦難を経験しましたが、帝国がこのような光栄に浴することが出来ましたのは、歴代政府首班の尽力と、各加盟国政府によるご支持の賜物と考えております。
フリューゲル国際連合は、今もなおミルズ地域の統治形態や安全保障理事国の選出方法についてより良い形を模索しています。今や国際社会の主要な一員となった帝国は、これからも様々な分野における国連の活動に積極的に協力していく決意です。最後に、フリューゲル国際連合が、次の百年もフリューゲルに平和と安全をもたらすことを祈念して祝辞といたします。
フリューゲル万歳!フリューゲル国際連合万々歳!
フリューゲル歴950年3月21日神聖ガトーヴィチ帝国為政院総理大臣 ボリス・イリイチ・ギンクゴーネン21 марта 950 г.Премьер-министр Священной Готовитской ИмперииБорис Ильич Гинкгонен
フリューゲル国際連合設立百周年おめでとうございます。
まず、本日、フリューゲル国際連合設立百周年記念式典にあたり、カルセドニー社会主義共和国を代表して祝辞を述べる機会を得たことについて、全フリューゲルの人民に対する感謝を表明したいと思います。
さて、フリューゲル国際連合は、国際交易協力機構(WTCO)加盟国会議の発議によって発足した「フリューゲル平和原則条約起草委員会」によって憲章が起草される形で850年に発足しました。フリューゲル国際連合の発足は9世紀前半のいくつかの危機を乗り越えたフリューゲルの「平和協調」路線の発露であったと言っていいでしょう。その後、9世紀の後半と10世紀の前半を通じてフリューゲルは長い安定を獲得しましたが、それはひとえにフリューゲル国際連合の貢献によるものでしょう。フリューゲル国際連合の誕生によって、軍事同盟による不安定な勢力均衡が国際社会を定義づけていた過去の時代は過ぎ去り、全フリューゲル的な協力関係が国際秩序を成立させる時代がもたらされました。
フリューゲル国際連合は「正当性なき戦争の否定」という、古くはFENAのカレストノープル平和議定書にも定められている理念を単なる理想ではなく現実の存在としてもたらした組織であると言えます。フリューゲル国際連合加盟国に紛争を戦争に至らしめない義務が存在すること、安全保障理事会決議に基づく措置や自衛権の発動のみが「戦争の正当性」を認定し得る要件であることは、コンセンサスで採択された「戦争の正当性挙証の事前的必要性に関する決議」(A/RES/4/1)において再確認されており、戦争の正当性という言葉が曖昧に解釈される可能性も廃されつつあります。フリューゲル国際連合発足後、国際社会に大規模な戦争が生起していないことはこのような認識がフリューゲル国際連合加盟国はもとより国際社会全体に広まりつつあることの証左であると考えていいでしょう。戦争はもはや外交の一手段ではない、とすべての国が知りつつあるのです。
フリューゲル国際連合の下でのフリューゲルの平和と安定、そして繁栄は今一世紀の歴史を刻みましたが、これが次の一世紀、二世紀と継続されていくことを私は望み、そしておそらく全フリューゲル人民も望んでいます。我が国は、その全世界が希求し、フリューゲル国際連合が初めて実現した恒久的な平和を、これまでも、これからもあらゆる側面から支えていくことになるでしょう。
フリューゲル万歳!!
フリューゲル国際連合万々歳!!
フリューゲル歴950年3月21日
カルセドニー社会主義共和国大統領 ケンラ・アゲート
21 March 950.
President of Socialist Republic of Chalcedony, Khenra Agate
フリューゲル国際連合発足100周年誠におめでとうございますこの佳き日に麗しきヴェニスの地にて、フリューゲル国際連合設立百周年記念式典が挙行されるに当たり、祝辞を表明する機会を得ましたことは、私の深く喜びとするところでございます。フリューゲル国際連合は、フリューゲル史上初めての国連組織として、フリューゲル歴850年に発足し以来、国際社会の安寧と平和のためにあらゆる方策を行ってきました。
爾来一世紀もの間このフリューゲルにおいて大戦が起こった事は一度として無く、
フリューゲルに存在する国家は例外なく安寧を享受し恒久平和の中にあることが出来ています
これは国際連合を牽引する同盟理事国並びに一般理事国そして同志たる国家の皆々様の御尽力の賜物でありまた国際連合という組織が決して敗れぬ天翼として存在していることの証左でありましょう。
そしてフリューゲル国際連合は今日、この日を節目として次の世紀へと歩みを進め新たな歴史を紡ぎます
その歴史が歓喜と安寧に満ちている事を祈念し並びにフリューゲル国際連合と諸国の弥栄と永久の繁栄を願い祝辞とさせていただきます
フリューゲル万歳!! フリューゲル国際連合万々歳!!フリューゲル歴950年3月21日ミルズ国連統治領農林局 局長 ケインズ・M・コーネリアス)
発行:フリューゲル国際連合広報センター