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宮相転落 ほか

【政治】宮相転落

(ニーカ3年—944年—1月、帝国新報電)トムスキー宮内大臣は5日、帝居マリア宮の雪おろし初めにおいて、屋根から転落し意識不明の重体となった。ギンクゴーネン為政院総理大臣はトルスキー宮相の復帰が絶望的であるとして同帝国発展党議員ジェリスキー氏を推挙し、氏は6日付でアパラート君帝陛下により宮相に任命された。一昨年、昨年に挙行されたインターリ陛下御大喪およびアパラート陛下戴冠式では本紙による諸国来賓の報道漏れが発覚し、リストを伝達した宮相による説明が求められていたが、この度の悲惨な事故に宮内省・報道関係者は悲しみを隠せない様子であった。例年雪おろし初めは職員のみで実施していたが、今年は官僚–閣僚親善プログラムの一環として宮相が参加することになった。

【お詫び】諸国来賓の報道漏れに就て

弊紙が報じた「【帝室】インターリ君帝陛下崩御 他」において、諸国来賓の報道漏れがございました。現在、関係各所に伝達し随時情報を反映した修正号を発行しておりますが、我が国で最も長い歴史を有する弊紙が、諸国との国家親善を大きく妨げた事実は重大であり、本記事をもちまして深くお詫び申し上げます。

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