922年、ついに第三次ソシアート改革に伴う初めての帝国民会選挙が実施され、その開票結果が公表された。各党の獲得議席数は以下の通りである;
漸進党:100議席 | |
加速党:184議席(第二党) | |
空飛ぶ党:102議席 | |
ぜんまい党:206議席(第一党) | |
メガリ拡大党:52議席 | |
遡る党:92議席 | |
マシナリア党:164議席 | |
色彩党:100議席 |
「得られた20年」での産業発展と同時に顕在化していた労働問題が、その解決を訴えるぜんまい党の第一党選出という形で如実に表れる結果となった。ただし、ぜんまい党は206議席、全議席の5分の1程度を得るに留まっている。いっぽう、経済の急速復興を掲げて支持を集めていた加速党は第一党の座こそ明け渡したものの、184議席を獲得。政府主導の急進改革を掲げる加速党・メガリ拡大党・マシナリア党の合計議席数は400議席で、過半数に迫る勢いである。対して放任派は空飛ぶ党・色彩党で合計202議席であり、次回選挙(926年)までのロシジュアには改革の嵐が吹き荒れることになりそうだ。