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革新党、906年選挙への独自候補擁立断念

904年12月1日付〈中央通信〉

 革新党が906年末に行われる現憲法下3回目の大統領選挙に対する独自候補の擁立を断念したことが明らかになった。関係者への取材で分かった。
 革新党は900年の下院総選挙で大勝、共和国議会の単独過半数を押さえて現在のテンク政権の事実上の与党となっていたが、連合党出身のテンク大統領は894年から900年までの6年間人民党・連合党の連立政権の首班として活動しており、シンナ・アメシスト外交委員長の起用などこの間の外交政策では一環して革新党とは対立的であった。特に、FUN総会第6回通常会期に対して議題を提出しなかったことはFUN総会を重視する革新党の立場とは相容れず、革新党内からは「906年のテンク再選を革新党として支持することはしたくない」(党幹部)などと厳しい声が上がっている。
 しかし、革新党が擁立を目指していたヤロク・ヘリオトロープ生産搬送配給委員長及びシジト・カーネリアン技術委員長はどちらも最近の世論調査で支持が伸びておらず、再選を目指すテンク大統領に大差をつけられる形となっていた。委員長を5人輩出しているものの議会における政策協力を否定し事実上下野している人民党は独自にリネル・デマントイド軍部委員長を擁立する方針であり、この両者が他の各委員長を引き離す形で支持を集めている。このような状況によって、革新党は第1党でありながらも独自候補の擁立を断念せざるを得なくなった形だ。
 先の革新党幹部は、「テンクが長く人連政権の一員として活動してきたことから、そのテンクをあっさり受け入れた革新党の選挙後の立場がむしろ評価されなかったのではないか。与党入りを拒否してテンク政権をレームダック化していれば我々が独自候補を擁立することも大衆に支持されただろう」と分析する。選挙後にあっさり人連両党を捨てて革新党に乗り換えたテンク大統領は「日和見的」というより「機を見るに敏」であると評価され、テンク大統領個人への評価が上がる一方で議会に勢力を構える政党自体への大衆の厳しい目線につながっているのかもしれない。
 革新党は今後テンク大統領・リネル軍部委員長のいずれを支援するか決定することになるであろう。下院の過半数の議席を確保している革新党の動向が、907年に発足する新政権の行く末を決める非常に重要な要素であることは疑いもなく、既に水面下では両候補による接触が始まっているとのうわさもある。

各委員会委員長の再任が容易に

 共和国議会下院は各委員会の委員長について、超党派の議員グループが提出していた6年任期終了後の退任を定める規定を緩和する法案を人民党・革新党・連合党の賛成多数で可決した。現在の退任規定によるとほとんどの委員長が2期、場合によっては1期で退任することになるが、これを緩和し、上院議員並みの安定が確保されることとなる。
 法案を提出した人民党議員は「委員長の頻繁な代替わりは中長期的な目線を踏まえた政策を困難にする上に、事実上の大統領候補である委員長が十分な知名度を得られないまま大統領選挙に臨むことになることは望ましくない」などと述べ、法案の成立を歓迎した。
 一方、主要4党で唯一反対に回った南の風の議員は「委員会の権限が著しく強い現在の共和国の政治経済体制は経済運営を非効率化しており、委員長の在任期間を事実上延長するこの法案はこの非効率さを加速するのみである」と批判している。

(PL注:委員長の任期ごとの疲労値増加量が現在の2ポイントから1ポイントになります)

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