このアンソロジーでは、カルセドニー国内の政治家を紹介していきます。最低限、各政治家の「政策スライダー」及び(初めてこのカタログに掲載される時点での)疲労値を紹介、中の人のやる気次第では詳細な設定も公表することになります。あくまでアンソロジーなのでこの記事の内容を直接報道すること等は避けてください(設定部分については使っても構わないですが、一度カルセドニーPLに確認してください)
疲労値については、6年ごとに「委員長:+2、上院議員:+1、局長候補+3」されます。また、「疲労値^2%」の確率で引退することになります。大統領は疲労値による引退処理の対象外(大統領就任時点で扱いとしては引退)となります。
レテン・ウェストカーネリアン
政策スライダー
民主ー独裁 | 左派ー右派 | 開放―閉鎖 | 自由―計画 | タカ―ハト | 介入―孤立 | 疲労値 |
9 | 1 | 10 | 10 | 7 | 10 | 引退 |
スライダー解説
「典型的」人民党員のスライダーである。というか、人民党の党政策スライダーと完全に一致している。ほぼ完全な左派独裁、閉鎖社会&計画経済という、アメリカ人が見たら卒倒しそうなスライダー。外交面でも孤立主義に全振りしているいかにも人民党なスタンスだが、完全にハト派には寄っていない。
設定
カルセドニー社会主義連邦共和国第4代大統領かつカルセドニー社会主義共和国初代大統領。中央処理委員会の出身で、同委員会の基本スタンスらしく「自分は表に出ず裏から政治を操る」つもりであったが、864年の大統領選挙で連合党キウィク・ムトロライトに大統領の椅子をさらわれるという大事故を受けて労働党<孤立主義派>のトップとして祭り上げられてしまう。しぶしぶ大統領選挙に出馬したら当選してしまい、なんやかんや無難に最初の2期12年を務めあげつつある。
イェント・ユーファストーン
政策スライダー
民主ー独裁 | 左派ー右派 | 開放―閉鎖 | 自由―計画 | タカ―ハト | 介入―孤立 | 疲労値 |
10 | 2 | 10 | 10 | 9 | 9 | 8(882年) |
スライダー解説
ほとんどの要素で典型的な人民党系スターリニストであるが、ハト派にかなり振れているのが特徴的。人民党の中でも特に労働党<孤立主義派>の影響力が強い委員である。
設定
人民党員。現中央処理委員長。レテンが大統領に就任した876年以降現職にある。 888年大統領選挙の人民党候補選びの中ではそのあまりに極端な孤立主義が(案外介入主義寄りの)国民には受けないと判断され候補から外された。
ケレナ・コーサイト
民主ー独裁 | 左派ー右派 | 開放―閉鎖 | 自由―計画 | タカ―ハト | 介入―孤立 | 疲労値 |
8 | 1 | 9 | 7 | 7 | 8 | 7(882年) |
スライダー解説
(人民党比では)非常に民主主義的な人物。自由経済、タカ派介入主義にかなり寄っており、人民党内ではかなりリベラルなスタンスと言っていい。あくまで人民党の中では、だが。
設定
人民党員。現内務公安委員長。
ラリシ・アゲート
政策スライダー
民主ー独裁 | 左派ー右派 | 開放―閉鎖 | 自由―計画 | タカ―ハト | 介入―孤立 | 疲労値 |
10 | 1 | 8 | 9 | 2 | 9 | 7(882年) |
スライダー解説
タカ―ハト2というとんでもない数値が目を引く。この値はカルセドニー国内のあらゆる政党のスタンスよりタカ派寄りで、「武人」としての彼の性格をよく表している。一方で、それ以外のスライダーは(介入―孤立を含め)ほぼ完全な人民党スライダーであることには注意が必要である。
設定
人民党員。現軍部委員長。カルセドニー革命の英雄として知られるラリネ・ブラッドストーンの子孫で、国民からは「英雄」の呼び名で知られている。一方で開国時の憲法制定議会選挙の裏側でクーデターを企んでいたという負の歴史から、そもそも「軍部委員会」という委員会自体がある種冷遇されており、政界の動向に軍部委員長が大きく関わるケースはこれまでほとんどなかった。その慣習を破って初めて大統領選挙の主要候補になり、888年6月の一般投票では現職のレテンを押さえて最多の得票を獲得している。
タジン・ツァボライト
政策スライダー
民主ー独裁 | 左派ー右派 | 開放―閉鎖 | 自由―計画 | タカ―ハト | 介入―孤立 | 疲労値 |
8 | 4 | 6 | 10 | 7 | 7 | 6(882年) |
スライダー解説
右翼(カルセドニー比)。888年時点でのカルセドニーの大統領・委員長前10名の中では唯一の左派ー右派4(ほか9人は全員3以下)である。連合党系の委員の中でもかなり中道寄りの(一般的な目線で)健全な政治家。それでも民主ー独裁8なのだからお察しだが。
設定
連合党員。現動力委員長。キウィク・ムトロライト大統領の前職が動力委員長であったこともあり、動力委員会はかなり連合党の勢力が強い委員会である。カルセドニーから「調査団」を派遣するときに必ず団長を務めているタジク・スティショバイトの親戚だが、タジクは不死(設定使いまわし)なのでどういう親戚関係なのかは不明。余談だが、ボロスフェザーで2ターン目速太刀の擁護者3ターン目タージクの動きで4ターン目までに16点ダメージ飛ばせる(パワーを+2修正するスペルがあれば4ターン目に速太刀に飛ばして20点に届く)のはもっと評価されていいと思う。
セルア・コーサイト
政策スライダー
民主ー独裁 | 左派ー右派 | 開放―閉鎖 | 自由―計画 | タカ―ハト | 介入―孤立 | 疲労値 |
5 | 1 | 8 | 9 | 10 | 9 | 5(882年) |
スライダー解説
民主主義とかいう危険思想を持った人物。左派に全振りしているおかげで一応急進的左翼の範囲内に留まってはいるが、民主―独裁6以下の委員は大統領・委員長10名の中で唯一である。ただ、他の思想はかなり人民党寄りである。
設定
連合党員。現生産搬送配給委員長。