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【政治】特別警察、巨大隕石落下後ほぼ全職員が行方不明に。民主化デモ再び活発化。他

【政治】特別警察、巨大隕石落下後ほぼ全職員が行方不明に。民主化デモ再び活発化。

<サンシャ・ヘラルド紙(一般日刊紙)>

870年5月16日(カヒ・オモラナ・オ・ヌイ)

 870年5月4日に巨大隕石がウナイ島東部に落下した。首都カヒ・オモラナ・オ・ヌイでも衝撃で停電が生じるなど混乱が一時発生したものの、短時間の間に復旧し混乱は収束した。市民は普段の生活を取り戻している。しかし、酋長院の内部はどうやら隕石落下後の混乱がまだまだ続いていそうである。

 酋長院は酋長会儀と市民の約束を破り、議会の設置を要綱制定後から2年以内に行わなかった。市民は憤り、連日酋長院の前では政府の対応を非難するデモが行われていた。こうした自体に対し、酋長院は警察隊を動員し、関係者を拘束するという強硬な手段に出たばかりか夜間外出禁止令を発し、市民の自由な意見を封殺しようとまで試みたのである。

 1月にはこうした反発を抑え込むために、酋長院と大酋長の身辺警護を担当していた酋長院警備課を大幅に改編・増員し、臨時保安連隊(いわゆる特別警察)として市民の監視に務める他各地の地方警察を指導することとなった。民衆はこの政府の強権的な取り組みに対して屈服し、議会の設置は遠い夢となりつつあった。そんな中、この巨大隕石は、まさしく青天の霹靂ともいうべきである。
 保安連隊はその本部をウナイ島に置いていた。今回の隕石で直撃した範囲に同本部は位置しており、その衝撃でおそらく崩壊したものと見られる。これで酋長院は自分を守る盾と市民を弾圧するための槍を同時に失ったのである。酋長院報道官は、隕石落下の事実を当初認めず、「首都郊外で発生した爆発テロ」であるとか「共産主義者らによる組織的なインフラの破壊」だとして組織的な暴力集団への非難へとすり替えてきた。しかし、保安連隊が文字通り壊滅したことがわかるとこうした姿勢を180度転換し、「政府は100%国民とともにあ」るとし、インフラの復旧が遅れているのは政府の対応が不十分であるとして謝罪するとともに速やかな対応に向けて必要な措置をとると約するに至った。

 こうした政府の方針転換を受けて、市民たちは再び立ち上がりつつある。連日酋長院前ではデモが行われている。デモに参加しているマガべ=フリハンガさん(53)は「(隕石落下を当初認めなかったことについて)大酋長様がどのように考えているかはよくわからないが、その周りの役人どもは腐りきっていることがよくわかった。奴らを政治の世界から追放し、私達の声を政府に聞き入れさせるためにも選挙を断固要求しなければならない」と熱っぽく答えた。
 酋長院は、この災害対応に向けた審議が必要だとして5月25日に酋長会議を開くことを発表した。ここで民主化に向けた道筋が開かれるのか、注目される。

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