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【君帝】エドガル皇子に無期懲役/シェルクンチク皇太子御即位

【君帝】エドガル皇子に無期懲役

847年11月、イヴァングラート通信社電

帝国司法院は20日、亡命し国家転覆を図った罪に問われていた裁判で、エドガル皇子に対して無期懲役を言い渡した。君帝家の人間が有罪判決を受けるのは帝国史上初の事態であり、イヴァングラート市内では、ガトーヴィチ共産党員に煽動された国民が、君帝廃位を主張するデモを行なっている。

【君帝】フリストフォル君帝陛下崩御、シェルクンチク皇太子御即位

フリストフォル前君帝の棺

847年12月、帝国新報電

フリストフォル君帝陛下は1日、十二指腸乳頭周囲腫瘍の為、ガトーヴィチ帝国医科大学附属病院において崩御された。御年93歳であった。フリストフォル君帝陛下の崩御を受け、シェルクンチク皇太子が第22代君帝に即位された。シェルクンチク君帝陛下は、御年75歳であり、民主帝国下で初めて即位する君帝となる。

シェルクンチク君帝は、即位後に異例の記者会見を開き、次のように語られた。

「私の不徳の致す所、国民の模範たるべき君帝家から、国民の幸福を脅かさんとする人間を生んでしまった事について、父として、深くお詫び申し上げます。君帝即位にあたり、エドガルを廃太子し、エドガルの弟のエツィロプを立太子しました。国民においては、君帝家が国民の模範たり得るかを常に審査し、君帝制社会民主主義を次世代に繋げて行かれることを、切に望みます。」

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