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フリューゲル国際連合

【総会】第24回通常会期

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  • #9962

    A/INF/24/1
    1081年より開始される、フリューゲル国際連合総会第24回通常会期において議論される議題(提案国)

    ・緊急時における国連加盟国の相互支援及び怪獣等の危機への対処に関する決議(セリティヌム共和政)
    ・フリューゲル国際連合本部所在地の策定(カルセドニー社会主義共和国)

    #9963

    カルセドニー社会主義共和国より、議題「フリューゲル国際連合本部所在地の策定」の趣旨説明を行います。

    フリューゲル国際連合本部が所在していたヴェニス・コンプレックスが、1078年10月初旬をもってフリューゲルの表舞台から姿を消したことは周知の通りと思います。安全保障理事会はこれを受けてFUN臨時本部設置及び新規本部設置勧告決議を採択し、現在FUNの本部機能は我が国に所在する臨時本部が果たしている状況です。

    一方で、これはあくまで安保理が定めた臨時的な措置であって、恒久的な「新たなFUN本部」の所在地は改めてこの総会の議場で策定されるべきであるとの認識を有しております。上記の安保理決議においても、総会が新たな本部所在地を決定するよう勧告する内容を含んでおり、これは安保理に対して決議案を提出した我が国の立場でもあります。

    我が国としては、第17回通常会期で採択された決議に基づき、「保安上安全である」「厳正な議論が可能である」「国際紛争より中立的である」との3つの原則を踏まえた上で、新たな国連本部の所在地を本総会において策定すべきであると考えておりますが、これに関して以下のような3点の案を有しております。

    1.新たに恒久的な本部所在地を決定する
    ヴェニス・コンプレックスのように、上記の原則を満たしていると考えられる国家・地域を自薦あるいは他薦によって候補地として、最終的に本総会における議論と交渉をもって本部を決定する案です。これは最も明確な案ですが、実際に上記原則を満たした候補地が上がり、各国の幅広い支持を得ることができるかどうかは候補地次第になるでしょう。

    2.FUN事務総長を推薦した国に本部を持ち回りで設ける
    本部が必ずしも「長期にわたって1ヶ所に特定されている」必要がないと考えるのであれば、FUN事務総長を推薦した国(事務総長の出身国)に本部を設け、事務総長を推薦する国が本部所在地の保安について責任を持つ、という形を取る案です。本部所在地の設営及び保安に関する費用をフリューゲル中央銀行よりその国に対して支払うことで、本部を維持することや事務総長の業務に対して当該国が必要となる負担を軽減することも可能でしょう。

    3.本部自体を廃し、総会・安保理等のの個別の機能ごとに異なる場所を設ける
    例えば、総会は当該会期の議題を提出した国(複数国が議題を提出した場合は最初に提出した国など)において開催し、安保理は会合の開催を要請した理事国が議場を提供するなどの形を取れば、固定的な本部を設置する必要性は薄くなります。ただし、事務局やフリューゲル中央銀行などの個々の国家に属するわけではないFUNの業務に関しては設置場所を個別に決める必要があるので、本部問題の根本的な解決策となっているわけではないかもしれません。

    我が国としては、これら3つの案のどれかを強く推す意思があるわけではありませんので、各国の意見を参考にして適切な決議案を作成したいと考えています。ただし、最初の「恒久的な本部所在地」案については、現時点で我が国が立候補する意思はございませんことを付け加えておきます。

    #9983

    セニオリス連邦より、すでに趣旨説明が行われた議題についての意見表明を行います。

    ・フリューゲル国際連合本部所在地の策定
    A/RES/17/1によって明文化された国連本部所在地の基本原則は、ヴェニス・コンプレックス(旧・ヴェニス株式会社統治領)に国連本部が設置された850年当初より考慮されていたものでした。当初の議論を拝察するに、提示された三原則を最も満たす国家/領域としてヴェニスが評価されたことが同国への本部設置の理由となったことに疑いはありません。
    連邦としては、新しい国連本部所在地についてもA/RES/17/1の三原則に基づき策定するべきというカルセドニー代表の意見に同意いたします。しかし、(第17回通常会期における議論のような疑義は挟まれながらも)長らく国連本部所在地であったヴェニスがその地位を維持できた理由を考察すると、連邦としては僭越ながらも、その任に耐えうる国家・領域を策定することは著しく困難を極めるのだろうという印象を受けざるを得ません。
    ヴェニスが三原則に適する国家としての評価を得たのは、その統治形態・外交状況の高い特殊性によるものでした。新たなる国連本部所在地が三原則へのヴェニスと同程度の忠実性を保つ必要は必ずしもないものの、はたしてそのような本部候補地が国連加盟国全体が納得できるものになりうるのかは疑問と言わざるを得ません。
    以上の見解に基づいて連邦としては、国連本部所在地については恒久的な所在地策定を直ちに行わずに当面の間持ち回りとするか、もしくは本部自体を廃止することが望ましいものと考えます。
    持ち回りについては、カルセドニー代表案のように事務総長など一定の役割を果たしている国家に託すという手法が考えられます。一方で、対象国が上述の本部所在地としての基本原則を本当に満たしているのか、という点については慎重な議論が必要であろうと考えられます。
    持ち回りであれば”最悪の場合”であっても時間がすぎれば解決する、との考えも可能かもしれませんが、本部所在地策定のプロセスと役割決定のプロセスがそれぞれに別個かつ異なる基準で行われるものである以上、後者の基準に基づき前者を決定する正当性や、前者の基準は満たさないものの後者の基準は満たしているような場合の対処などは検討されて然るべきものと考えます。
    三原則への忠実性が十分に担保されない状態なのであれば、本部自体の廃止という考えも十分に考慮すべきものでしょう。
    カルセドニー代表発言で挙げられた事務局・フリューゲル中央銀行などの個別具体の業務の所在地決定という問題は残りますが、本部所在地についての現在の問題は専ら集約された組織を置くにたる本部策定の困難さに起因しています。個別具体の機能が各国に分散しているのであれば、仮に個々の機能が”三原則”を満たさない状況に晒されたとしても国連組織全体への影響は許容可能な範囲に留められる、との考え方も可能でしょう。

    いずれの形を取るとしても、国際連合本部所在地の策定は安保理決議S/RES/53で求められた総会の急務です。連邦としては、所在地の方針がより多くの加盟国の納得の行く形で定まるよう期待します。

    #9999

    ルーンレシア帝国を代表して本議題についての意見表明を行います。

    建国して間もない為、ヴェニス・コンプレックスに国連本部の設置された詳しい経緯は知りえませんが、我が国としてはカルセドニー代表案の「FUN事務総長を推薦した国に本部を持ち回りで設ける」が最も現実的ではないか、と考えます。
    理由を説明させていただきますと、恒久的な本部設置が最も理想的なことは事実であろうと思われますが、加盟国の大半が納得できるような国家が存在しないのでないか、と思われるからであります。
    また、持ち回りにつきましては、安保理の理事国が担うというやり方も考えられるでしょう。
    以上で、ルーンレシア帝国の意見表明を終わらせていただきます

    #10001

    ヴェールヌイ社会主義共和国を代表し、「フリューゲル国際連合本部所在地の策定」につき意見表明を行います。
    ※本投稿は1085年1月下旬であり、会期を過ぎておりますが、非公式討議等での継続審議の一助として投稿いたします

    カルセドニー代表が提示された1~3案に対し、我々は1案を支持するものです。
    議場、事務局、その他の必要な業務を実行する為の人員、設備、各国の必要な対応等について、2案のような持ち回り制となれば、都度の移転に係る負担は膨大なものとなりましょう。
    3案の分散であれば、この負担は一時的なものとなるかもしれませんが、今回のように設置国が滅亡する等して、再設置が求められる状況に陥るリスクの数そのものを増加させることになり、長期的には今以上に安定性を損なうことになるのではないかと懸念されます。

    さて、A/RES/17/1で示された三原則、「保安上安全である」「厳正な議論が可能である」「国際紛争より中立的である」のうち、特に「国際紛争より中立的である」と判断することの困難さについては論を俟たないでしょう。
    (A/RES/17/1自体は至極真っ当な観点でありますから、この点について疑義を呈する意図はございません)
    この問題は、三原則を額面通りに受け取るならば、1~3案の何れであっても、現状では解決困難であると思慮します。
    ただし、設置国が、本部が長期に渡って安定的にその機能を発揮できる土台たりえるか、という本来の趣旨に照らして考えるならば、設置国の政府が国際紛争より中立的でなかったとしても、それが本部機能に障害を与えず、中立的に保護される事が確約されれば良いのであり、その点において信用に足る国を探すこと自体は、けして不可能なことではないのではないでしょうか。
    長期にわたり治安や政情その他が安定している事が望ましいのは勿論ですが、突発的に崩壊・放棄に至ることが想像されない実績(つまり単純に途中放棄なく継続年数が長い)のある敬重すべき国家は存在しておりますし、それらの中には、自らの政治的立場に関係なく、国際機関を中立的に保護するだけの成熟性と能力を備えている国もあると考えます。
    (それが具体的にどこであるのかについて、当然申し上げる必要があろうかと存じますが、そうなれば事実上の推薦となり、当該国に対して事前の意思共有も行っていない中では迷惑にもなろう事に鑑み、一先ず具体名をあげることは控えさせていただきます)

    三原則に十分留意しつつも、そのような観点で設置国を取り決めできないものか、各国におかれましては検討いただきたいと思います。

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